足踏みオルガン [バチカンの旅]


2日目の2010年11月23日
94歳の枢機卿が、お亡くなりになったため、その葬儀の準備の為、
主祭壇でのミサと両側のパイプ・オルガンが使えなくなりました。

そこで、サンピエトロの十字の構造の、
左の祭壇を使い、ミサがとり行われ、
我々も聖歌隊として参列いたしました。

普通の日のミサでしたので、
途中に信仰宣言は入らず、
式の前に信仰宣言(Credo)を皆で詠唱いたしました。
それは、本当に厳かな時間でした。
途中に、Credo, Credo,Amenと単純な旋律が入り、
何度も、この神秘を信じます、と、
我々の信仰を確かめるように、繰り返し歌われるのでした。

パイプオルガンは鳴らなかったけれども、
小さな足踏みオルガンで歌っても、
人々の信仰の心は変わりません。
どこにいても、どこで歌っても。

タグ:バチカン
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