音の始めを大切に [ヨハネ受難曲]

2011年9月2日の練習。

この日は、台風が来る予定で、雨も沢山振りそうな感じでした。
富士から、T内さんが、チラシの為に来て下さり、
和やかな雰囲気のもとに、始まりました。

今日は、40番のコラールから

40. コラール
Ach Herr, laß dein lieb Engelein
Am letzten End die Seele mein
In Abrahams Schoß tragen,
Den Leib in seim Schlafkämmerlein
Gar sanft ohn einge Qual und Pein
Ruhn bis am jüngsten Tage!
Alsdann vom Tod erwecke mich,
Daß meine Augen sehen dich
In aller Freud, o Gottes Sohn,
Mein Heiland und Genadenthron!
Herr Jesu Christ, erhöre mich,
Ich will dich preisen ewiglich!


子音を立てる事。特に、これからは必要。
音の始めをポンッと。探るように出て、中を膨らませない事。
だいだい、日本の民謡は、
長く伸ばす音の中心を膨らませる傾向にあり、
西洋音楽は、頭に重心がある音が多い。

頭を決めて入ること。

アルト、Engeleinのgeは高い音だから大きい音というのは、
間違いで、アクセントの位置はEnにある。

Herr Jesu Christからは、まったく違う気持ちで。
心に確かめるように、、踏みしめるように。

その次に、先生は、
だんだん遡っていこうとおっしゃって、
39番。

39.
Ruht wohl, ihr heiligen Gebeine,
Die ich nun weiter nicht beweine,
Ruht wohl und bringt auch mich zur Ruh!
Das Grab, so euch bestimmet ist
Und ferner keine Not umschließt,
Macht mir den Himmel auf und schließt die Hölle zu.

auchも michもchの発音が聞こえない。
強調しすぎるほど、強調してみて。
がんばって歌ってもちょうどいいくらいの子音なので。
アルト、und bringt auch michと上がっていく所、
楽譜を見ないで。

メロディの重心がどこにあって、どう収まっていくのかを
いつも、意識して歌って下さい、と先生。


2回目のRuht wohl, ihr heiligen Gebeine,は、
もっと動きがある。
それに対応して。同じ調子、ボルテージでなく、
変化し、発展していくこと。
Das Grabからは、少し、軽く。いつまでも重々しくしない。
68からは少しもりあがりますけど。

最後、バスは、頑張って出して。
出ていればいいです・・・なんて、ちょっと先生は冗談を
言われて、今回の練習はおしまいになりました。

遠くからいらしてくださった、T内さん、ありがとうございました☆

連絡事項としては、
9月23日に小田原で、富士ベートーヴェンコーラスとの
合同練習があります。
団員各位、ふるってご参加くださいませ♪
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